川崎集合住宅
神奈川県川崎市高津区

解説
「大好きな自転車と暮らす」を叶えるホビーズマンション
固定観念から脱却した新しい集合住宅のデザイン

まずは通常の住戸がコピー&ペーストされ並んでいるだけのレイアウトの脱却をはかりました。
片廊下型から、廊下を中心に周りに住戸がくっついた中廊下型にレイアウト。
こうすることで、各住戸の間口を広くとることが可能になります。
広いアプローチや、広い開口部をとることが可能です。
建築基準法上の採光距離を考え、効率よく光を取り込めるよう開口部を設定。
住戸間にバルコニーと光庭を設け、光が下まで落ちるようにしました。
外観デザインでは、マンションの概念にとらわれない、
ここが新しいコンセプトのマンションだということを表現した、最新デザイン家電のような色使い、
近くの多摩川の流れを表現した線の連続性を取り入れています。
最上階はそれぞれの住戸が使用出来る専用の屋上を設け、ひなたぼっこや星空を見ることが可能です。
自転車で回遊するための「基地」としてのバイシクルアパートメントです。
建築概要
計画地 神奈川県川崎市高津区
用途 集合住宅
敷地面積 313.36m2(94.79坪)
建築面積 204.05m2(61.72坪) 建蔽率 65.11%
容積対象床面積 595.30m2(180.08坪) 容積率 190.0%
施工期間 2011年2月



<< 作品一覧へ