今日は糸魚川の住宅の完了検査でした。弟の嫁の弟の家。
いくつか指摘事項があったけど、とりあえず完成です。
もともと農地だったので農地転用の許可等、もろもろ２年かかったけど、
ようやく完成にこじつけました。

上からのアプローチのブリッジも出来ました。
２階が玄関になります。

下からの見上げ。LDKの南側が３mの張り出しテラスになっていて、上部に
大屋根がかかってます。

東側。敷地は田んぼに囲まれてます。ダークブラウンの外壁部分が薪置場の倉庫です。
外壁は当初塗り材で考えてましたが、冬の厳しい環境の糸魚川で、耐候性を保つため
サイディングに変更しました。

LDK。紫檀のフローリングもいい風合いです。真ん中に地元で取れたサクラの１枚板の
テーブルが鎮座します。

子供部屋。真ん中を可動パーティションで仕切れますが、まだ子供が小さいのでとりあえずは
一体空間で、物置になるのかな？

１階の主寝室。東南にあり、日当り、景色も抜群。

主寝室隣の書斎。

夕景。特徴のある大庇をスポットライトでライトアップして光らせてます。

東側夕景。

庇見上げ。斜材にスポットライトが付いています。

LDKの夕景。キッチン側から撮影。小屋組のライトアップでギャラリーぽくなってます。

テラス側のサッシは４枚引きで大開口が作れます。

サッシを開けたところ。LDKとテラスがつながります。

玄関ホール。

裏表どちらを使うか大工さんも悩んだそう。
このテーブルにごちそうが並ぶ日も近い！？

屋根組みを見て天井を貼るのがもったいなくなり、小屋組はそのまま
見せることにしました。梁もいい風合いです。斜め材の火打梁を利用してスポットライトを設置し、天井を光らせ反射による明るさの効果も狙いました。

竣工写真を一通り撮り終わった後、大工さんたちと完成のお祝い会をしました。

今回の家は、都心の住宅ではなかなか出来ない、風が抜けて木を感じ、自然に囲まれた
ある意味贅沢な空間です。
夏にテラスでビールを飲むのが楽しみです。